とは

COFFEE葵の店舗正面

ビルも道路も再開発著しい虎ノ門。その路地裏にひっそりと佇む隠れ家的コーヒーショップを見つけた。

前述の通り、すぐ目の前も、どこもかしこも工事ばっかり。なのにこの店舗の周りだけ少し空気が落ち着いて感じるのは色合いだけでない何か醸し出す物があるからだろう。外見も中身も、コーヒーも器も、とても大人なお店だった。

そんな「COFFEE葵」は少し前まで「やきまめ葵」という名前で、イベント出店やオーダーを受けて焙煎をするコーヒー豆販売を行われていたようだ。そんな出自があるからか、コーヒー豆は自家焙煎というとこだわりがとても強そうに見えるが、様々な煎り具合の豆を揃え、お客の好みに寄り添う優しい感じのお店に思た。

場所・行き方・アクセス方法

今店舗周りは至る所で工事中なので、景色がすぐに変わる可能性が高く、お店を探す場合はGoogleMapなどを頼りに行くのをおすすめします。

虎ノ門駅・虎ノ門ヒルズ駅からの行き方

虎ノ門駅からは2b出口を出て国道1号線に出るか、地下道を通って虎ノ門ヒルズ駅へ。虎ノ門ヒルズ駅からはA1出口から外に出て虎ノ門3丁目交差点のところへ。A1出口を背に交差点を左へ。次の右への路地を曲がり、少し歩くと左に入る細い路地があるので、そこに入ると突き当たりの一つ手間にお洒落な店舗が見えてくる。

神谷町駅からの行き方

3番出口から国道1号線を虎ノ門方面へ。少し歩いて、歩道橋が見えたら、その横の路地を右へ。すぐの突き当たりで左へ。少し歩くと右に細い路地が見えるので、そこを曲がると店舗が見えてくる。

車でも行ける?

COFFEE葵の目の前の駐車場

店舗の目の前に駐車場があるので、車でも行こうと思えば行けるが、都心の一等地の駐車場だけあって、めちゃんこ高い。15分で400円もするので、時間が気になるし、それだけでコーヒーもう一杯いけるじゃ無いかと思ってしまうのは、私が小心者だからだろうか。しかも近隣が工事中だらけで、工事車両で満車なのを見た日には……

外観

COFFEE葵の外観

細い路地に唐突に出てくるシックな木目調のお店。一瞬どこにコーヒーショップがあるかわからない雰囲気だが、入り口のCOFFEEの看板でかろうじてコーヒーショップということがわかる。そもそも入り口がどこかも迷いそうな隠れ家的お店で、この看板がやたらと光って見えた。

お店自体はアパートの一角のようだ。蔦の這い方的に、少し年季の入った建物なのかもしれない。

COFFEE葵のToGo窓

お店の横にはToGoの窓口が。ここでも買えると知らず、店内で購入してしまったが、訪問時はお客さんがいなかったので、優しく対応いただけてありがたかった。

内装・インテリア

COFFEE葵の内装

入り口を入ってまず思うのは、「あれ?本当にここはコーヒーショップだろうか?Barではないか?」ということ。上の写真は少し加工しているので、はっきりと見えるが、かなり薄暗い雰囲気で、ほんのり白熱灯色のあかりでなんとなく店内が見えるかも、くらいの光量。

壁は黒、テーブルやカウンター、椅子は黒とダークブラウン、そこに深いオレンジの電灯が隠れ家Bar感を醸し出している。

また、茶器等も、単純なコーヒーカップではなく、蕎麦猪口やお酒に使うような器を利用しており、どれもこだわりのありそうなカップ。次来た時は是非店内でゆっくりコーヒーを味わってみたいものだ。

COFFEE葵の焙煎機などの機器

また、店内には焙煎機も。このお店は自家焙煎のようで、浅煎りから少し深めの煎りまで、お客のリクエストに答えられるコーヒーを準備してくれている感じがする。そんなところもBar的だなと思ってしまう。

メニュー(2020年11月時点)

COFFEE葵のメニュー

ドリンクメニュー

  • ハンドドリップ 500円
  • コールドブリュー 550円
  • ラテ 550円
  • ソイラテ 600円
  • ハニーラテ 600円
  • 和三盆ラテ 650円
  • カフェモカ 600円
  • エスプレッソトニック 600円
  • デカフェ 550円
  • アイリッシュコーヒー 850円
  • バナナジュース 600円
  • スパイシージンジャーエール 600円

軽食

  • チーズケーキ 400円
  • チョコレートテリーヌ 450円
  • オトナのコーヒーゼリー 600円
  • ちょっとオトナのアフォガート 600円
  • モーニングトーストセット(朝10時半まで) +300円

2020年11月訪問時のオーダー

ハンドドリップ ニカラグア

訪問時のハンドドリップのコーヒー豆は浅煎りから中深煎りの4種類の豆から選ぶことができた。ちょっとあっさり飲みたい気分だったので、浅煎りめのニカラグアをオーダー。

ナチュラルの浅煎りだけあって、果実感がしっかりありつつも、コーヒーらしい苦みが最初に軽く訪れる。しかし、飲み込む頃にはまろやかな舌触りに変わっており、いくつもの変化を楽しめる良いコーヒーだった。

テイクアウトカップデザイン

ホットドリンク用テイクアウトカップ

COFFEE葵のテイクアウトカップ

店舗の雰囲気とはうって変わって、全部白。意外とホットで全部白は珍しいかも。カップの側面には「COFFEE 葵」のロゴスタンプ。とても丁寧にスタンプされていたので、ぱっと見印刷かと思ったけど、インスタでカップの事を書かれていたが、手押しっぽい。

コーヒー豆販売

元々「やきまめ葵」という名前でコーヒー豆販売をしていただけあって、販売はあるようだ。自家焙煎でその日によってある豆は変わるようなので、お店で何があるかを聞いて購入する形になりそうだ。

グッズ販売

ぱっと見、見当たらなかったし、どうやら無さそうだ。