とは
スペシャリティコーヒー。近年その呼び方をよく聞くようになったが、5年も前からそれを提供しているお店がこの『THE COFFEESHOP 代官山』。シングルオリジンのコーヒー豆を数多く扱っていて、気分によって豆や淹れ方を選んで気軽に楽しめるお店。
コーヒー好きのための店舗で、エスプレッソマシーンはなく、なのでラテなどもなく(コーヒーミルクはあるけど)、砂糖を淹れずにコーヒー本来の味をしっかりと確認するための硬派なお店。だが、コーヒーに詳しくなくても、いや、寧ろこれからコーヒーに詳しくなりたい人にこそ行って欲しいお店。バリスタがその人の好みやその日の気分を聞いて、それにあった豆を勧めてくれる。最初はオススメを聞くのもいいだろう。ちゃんとバリスタが自分でカッピングして見極めた味だけに、自信を持って勧めてくれるので、この味わいをこう表現するのかと勉強にもなる。
場所・行き方・アクセス方法
代官山駅からは、正面口を背に右側に向かい、車通りの多い通りに出たら、反対車線側にわたり右側に曲がる。そこから7分程歩いて、JRの線路の上に差し掛かる手前に左手に見える。ちょっとだけ脇の路地に降りなければいけないので、通りすぎないようにご注意を。
渋谷駅新南口(埼京線側のホームで、2020年にはなくなるとか?)から思いの外近く、5分ほど明治通り沿いを恵比寿側に歩き、並木橋を代官山側に曲がり、線路の上を渡りきったあたりの右側にある。
店舗外観
モクモクの湯気のマークがトレードの店舗。テイクアウトとスタンディングのみと聞くとコーヒースタンドを思い浮かべるが、思いの外ちゃんと店舗型になっている。
目の前の電柱にもロゴと店舗名が書かれて降り「here!」と書かれている。
内装・インテリア
店内は椅子などはなく、カウンターと販売ブースのみのシンプルな内装。余計なものはあまりない。スタンディングで飲みながらバリスタと話すこともできるが、基本的にはテイクアウトがメインの様だ。提供されるカップも基本的にテイクアウト用カップのみだし。
メニュー(2017年12月時点)
SELECT COFFEE
- フレンチプレス ホット 480円、アイス 520円
- エアロプレス ホット 480円、アイス 520円
- ハンドドリップ ホット 480円、アイス 520円
- プレミアムクロップは追加料金あり(個別に確認)
QUICK BREW
- 今日のコーヒー ホット 380円、アイス 420円
- コーヒーミルク ホット 420円、アイス 460円
その他のドリンク
- オーガニックレモネード(ホット/アイス) 520円
フード
- バナナブレッド 1cut 180円
- コーヒーエスプレッソゼリー 680円
この日頼んだのはグアテマラのラ・ロスマ農園のコーヒー豆をフレンチプレスで。グレープフルーツの様なと書かれていた通り、柑橘系っぽい爽やかでフルーティーな酸味が特徴のコーヒーだった。
テイクアウトカップデザイン
店名がそもそも「THE COFFEESHOP」と、"ど直球"のネーミングなのだが、テイクアウトカップもまたストレートに「CUP」との文字が入ったもの。
コーヒー豆・グッズ販売
ここで飲める自家焙煎のスペシャリティコーヒー豆を50gの少量から100g、200gと選んで購入できる他、オリジナルブレンドも扱っている。クリスマスシーズンにはクリスマスMIXなども販売されており、ギフトボックスの用意もあるのでプレゼント用としても購入可能。
また、グッズやコーヒー器具も販売しているが、特に気になるのはテイクアウトカップ同様ストレートな文字が入った「MUG」と「BOTTLE」。もちろんマグカップとステンレスボトルのことだ。
関連店舗
ROAST WORKS
同じ渋谷区内の富ヶ谷に焙煎所を兼ねた店舗があり、こちらは席もある。
THE COFFEESHOP 逗子
最近都内の有名コーヒーショップが湘南エリアに店舗を持つことが増えてきたが、こちらも逗子に店舗がある。ただし、流行りのおしゃれ滞在型カフェではなく、代官山と同じく硬派なスタンディング or テイクアウトのみ。