とは
かつて同じ場所にあったコーヒー好きが集まるコーヒー屋『OMOTESANDO KOFFEE』は建物老朽化に伴い、惜しまれながら閉店した。その地に今度はコーヒー豆の専門店『KOFFEE MAMEYA』がオープンした。オーナーは同じ方だが、今度は家で美味しいコーヒーを飲んでもらうために豆をメインにして開業されたそうだ。
KOFFEE MAMEYAの面白いところは焙煎されたコーヒー豆のセレクトショップというところだ。自家焙煎メインのお店で買うコーヒー豆、特にスペシャリティコーヒーだと、国と農園を選ぶことになるのだが、ここは、焙煎したお店(ロースタリー)をメインに考えることもできる。都内にはないコーヒーショップの取り扱いも多いので、色々な店舗の味を家で味わえるのはとてもユニークだ。
場所・行き方・アクセス方法
この店舗への行き方を説明するのは少し難しい。正直GoogleMapを見ながら行った方がわかると思う。が、念のため。
表参道駅からはA2番出口を出て目の前にあるAppleStoreの脇の路地を入る。猿田彦珈琲表参道店を超え、プチプラ雑貨屋のFlyngTigerを左に曲がり、その次の十字路(右のみ、左のみの路地が手前にあるので間違えないように)を右に。その後、また十字路を1つ超えてすぐに左手に黒い壁の日本民家のような建物があるので、それが「KOFFEE MAMEYA」だ。続々と人が入って行ったり、写真を撮っていたりするので、近くまできたら意外とわかりやすい。
店舗外観
坪庭や茶室への入り口のような雰囲気のエントランスや、余計な看板や文字が全くない禅な感じも含めてとても侘び寂びを感じさせる。しかも黒塗りの木が全体を引き締めて、モダンさも覚える。
内装・インテリア
店内もとてもシンプル。コーヒーの提供はあるものの、ここはカフェではなく、コーヒー豆のショップなので、余計なテーブルや椅子はない。室内もそこまで広くなく、カウンターがあり、その奥にコーヒー豆がずらっと並んでいる。こちらも大変モダンな感じがする。ゴテゴテ感がなく、シュッとしてる。いちいち全部、おしゃれ。
メニュー(2017年9月時点)
常時10種類以上のコーヒー豆が用意されるとのことだが、メニュー表を見る限りは最大25種類の豆が記載できるようになっている。しかもこのメニュー表、色を見ただけで浅煎り・深入りなどがなんとなくわかる。
当然豆によって値段が変わるので、それぞれに1Cup、150gの豆売りの価格がそれぞれ表記されており、それらを選んだ後、コーヒーを頼む方は淹れ方も選択する。よくわからない人は自分の好みや気分を伝えながらバリスタに決めてもらうのもいいだろう。
訪れたのが9月上旬で暑かったため、アイスコーヒー(コールドブリュード)をテイクアウト。豆は名古屋の「ボンタインコーヒー」がローストしたホンジュラス産コーヒー豆。スッキリした酸味と、アイスコーヒーにしては深みがある。
テイクアウトカップデザイン
アイス用は透明な普通のカップにロゴが入ったスリーブのシンプルなカップ。
コーヒー豆・グッズ販売
コーヒー豆は基本的に150gで販売。色々なところから買い付けられた選ばれた豆だから高いのかと思いきや、1,200円〜と思った以上にリーズナブル。これで美味しいコーヒーを家で楽しめるのであれば嬉しい限り。また、コーヒー豆を入れる袋も可愛い。