とは
ニュージーランドはオークランドに1989年、一台のコーヒーカートが現れた。それがALLPRESS ESPRESSOの始まりだ。2013年には日本の清澄白河へロースタリー兼カフェとして進出し、最初のカートから30年以上経った2020年、新しくできた虎ノ門ヒルズのビジネスタワーの中に日本2号店がオープン。
そんなニュージーランドの老舗コーヒーショップでありながら、最新の店舗デザイン、コーヒーフレーバーを探し続ける姿勢は、スペシャリティコーヒー全盛の今でも常に珈琲シーンの最前線に立ち続けられる要因だろう。
また、“ALLPRESS ESPRESSOといえば”の特徴的なテイクアウトカップ。虎ノ門店のオープン時には上の画像の様な30周年カップもあったが、やっぱりイメージするのはベーシックタイプのテイクアウトカップ。グッズ等にも使用されている「っぽい」ベーシックなデザインは、ぱっと見でどこのコーヒーかを知ることができ、こだわりのコーヒーを飲んでいることを周りに伝えることができるだろう。
場所・行き方・アクセス方法
虎ノ門駅・虎ノ門ヒルズ駅からの行き方
虎ノ門駅・虎ノ門ヒルズ駅からはB1〜B3出口直結。場所は虎ノ門ヒルズ ビジネスタワーの2階にある。森タワーじゃなくてビジネスタワーなのでご注意を。2階にエスカレーターで昇ったらすぐそばに店舗がある。
内幸町駅・霞ヶ関駅・神谷町駅からの行き方
いずれも虎ノ門ヒルズの森タワーが見えると思うので、それに向かって歩き、森タワー2階の外通路を使ってビジネスタワーへ行くのがわかりやすいと思う。
外観
外観は虎ノ門ヒルズ内にあり、特に壁で仕切られているわけでもないので特になし。なんなら隣の本屋と繋がっている。(夜間は流石にカーテンで見えなくなってるようだ)
内装・インテリア
通路に面していて壁もなくとても開放的。床やカウンターは明るめの木材、席は明るいグレーのファブリックと、皮素材もタンの明るさを使って軽やかな感じのインテリア。
明るいけど暖色のライト、少し大きめの音楽。電源もあるし、奥の方は少し囲まれ感があって集中できそうだし、ここでパソコン広げて作業したら捗るかも。
しかも50席もあるので、そんなに混むこともなく、コロナの緊急事態宣言後にできた店舗なので、密にならない程度の席間というのもあり、ゆったりと座ることができる。
店舗の外には、虎ノ門ヒルズの外が見えるテラス席の様な丸テーブルも。テラス席とはいえ、建物の中なので雨の日でも快適に過ごすことができる。
席は、一人席 9席、ベンチソファー 8席、2人テーブル 7席(くっつけて複数人席にできる)、奥2人席 8席、1人ハイチェア3席、外が見えるテラス的丸テーブル 3席といった感じ。
メニュー(2020年11月時点)
コーヒー
- エスプレッソ 400円
- ロングブラック 450円
- フラットホワイト 490円
- カフェラテ 530円
- ドリップ 480円
- アイスロングブラック 450円
- アイスラテ 530円
- アイスドリップ 480円
- アフォガード 580円
- デカフェ +50円
- オーガニック オーツミルク +100円
その他ドリンク
- 自家製レモンハニージンジャー 550円
- レッシュジュース 650円
- 季節のスムージー 650円
サンドイッチ
- グリルチーズサンドイッチ 580円
- フレッシュサンドイッチ 700円
- 生ハムとエスニックペーストサンドイッチ 700円
- クロワッサンサンドイッチ(メニュー外) 700円
プレート
- アボカドトースト 680円
- スモークサーモンと半熟卵のオーブンサンド 850円
- パンプキン&ひよこ豆のパイ(冬季限定) 850円
- パンプキンケールパイ for TA(メニュー外) 650円
- パンプキンケールパイとサラダ(メニュー外) 850円
スイーツ等(メニュー外含む)
- アフォガード 580円
- 自家製バナナブレッド 450円
- +バター 500円
- +エスプレッソ・マスカルポーネクリーム 680円
- チーズケーキ 450円
- チョコレートテリーヌ 500円
- ブリスボール 200円
- ベリーブリスボール 250円
- フルーツサンド(スコーンサンド) 500円
- クロワッサン 200円
- プレーンスコーン 300円
その他販売
チョコレートは2種類あるが、ミルクが濃い方がフラットホワイト、カカオが多くほろ苦い方がダブルエスプレッソと、エスプリの効いたネーミングセンスは流石。
2020年7月訪問時のオーダー
フラットホワイト
フラットホワイトらしいエスプレッソの苦味とクリーミーなフォームミルクの円やかさがバランスよく、ほんのりコーヒー豆のフレーバーも感じられる。
2020年11月訪問時のオーダー
アイスラテ
クリスマスブレンドの豆を使ったラテ。
鼻から抜ける匂いがフルーティで、ミルクにも負けないココアのようなコク。説明では「まるでシュトーレン」と書いてあったが、まさにそんな感じ。ホットだとさらに感じそう。
テイクアウトカップデザイン
ホットドリンク用テイクアウトカップデザイン
明らかにALLPRESS ESPRESSOとわかるこの特徴的なカップ。ベーシックなクラフト紙っぽい色味ではあるものの、上部の黒ベースにロゴ抜きのツートンカラー。あまり他でここまでデザインされたカップは少なく、こだわりが感じられる。
また、前述の通り、30周年カップもあったようなので、雰囲気は残しながらもたまに記念カップがあるかもしれない。
アイスドリンク用テイクアウトカップデザイン
アイスドリンク用も少し変わっていて、一見普通な透明カップにはしっかりと印刷でのロゴ入りだが、白と黒バージョンがあるようだ。そして、透明カップにしては珍しい少し高さのある蓋もこだわりを感じる。
コーヒー豆販売
清澄白河の「ALLPRESS ESPRESSO TOKYO ROASTERY」で焙煎されたコーヒー豆が複数種類販売されている。もちろんコーヒードリップバッグもあるので、気軽に楽しむこともできる。
また、シーズナルなコーヒー豆もあるようで、ラテで飲んだクリスマスブレンド2020はとても美味しかった。エスプレッソだけじゃなく、普通にドリップしても美味しそう。
グッズ販売
- Tシャツ 4,800円
- キャニスター缶 1,000円
- リユーザブルカップ 1,100円
- 有田焼 3,500円
- トートバッグ 2,400円
- ドリップバッグセット6個入り 1,080円
テイクアウトカップを模した有田焼のカップがおしゃれすぎる。同じくテイクアウトカップ風リユーザブルカップも可愛いし、キャニスター缶もシンプルだけど黒金で締まっててすごいおしゃれ。全部欲しい。
Tシャツは黒が宇宙飛行士がALLPRESS ESPRESSOのテイクアウトカップを持っているワンポイント刺繍が入っていて、白がラテのミルクを注いでいるところのワンポイント刺繍。
普段黒のシャツはあまり着ないけど、これは黒の方が欲しいなー。可愛すぎかよ。
別の場所ではトートバッグも販売してた。これもシンプルだけどおしゃれ。