とは
赤坂にオープンしたスタイリッシュなカプセルホテル「9h(ナインアワーズ)」。無駄を削ぎ落としてミニマリズムを追求したこのカプセルホテルに併設され、これまた様々なものを削ぎ落として、ドリップのブラックコーヒーのみに特化したコーヒースタンドが『GLITCH COFFEE BREWED @9h(グリッチコーヒーブリュードアットナインアワーズ)』だ。ホテルもコーヒースタンドもどちらも本当に必要なものだけ取捨選択したが、肝心のものは最高の物になっている。
ところで「GLITCH COFFEE」と聞いたら神田のコーヒーショップを思い浮かべる方も多いだろう。神田錦町にある「GLITCH COFFEE & ROASTERS」が本店で、この赤坂は3店舗目となるようだ。本店で焙煎した豆をこの赤坂でも気軽に(スペシャリティーコーヒーにしてはとても安く)飲むことができる。赤坂というオフィスやホテルが多い街にしては、本格的なサードウェーブ以降のコーヒー屋が少なかったが、その意味でもここは待望のコーヒースタンドだ。
場所・行き方・アクセス方法
赤坂駅からは1番出口を出て「赤坂Bizタワー」を左手に赤坂見附方面へ少し歩くと、すぐに左に入れる路地がある。その路地を入って行くと右手に「9h」の建物が見える。
赤坂見附駅からはビッグカメラの出口(10番出口?)から大きい道路と反対側に出て、そのまま緩やかな坂道を登りきり、左に曲がって赤坂駅方面へ。「赤坂Bizタワー」に行く手前の路地を右に曲がり、少し歩くと右手に「9h」の建物が見える。
いずれにせよ、ぱっと見ではコーヒースタンドがあるようには見えないので、以下の写真の外看板を目印に探すのが◎
店舗外観
外看板がなければ、ぱっと見コーヒースタンドがあるとは気づかない外観。「9h」のロゴがあるビルが「GLITCH COFFEE BREWED」の入るカプセルホテルのビル。1階の半地下の部分がコーヒースタンドとロビーになっている。
GLITCH COFFEE BREWEDの外観入り口は右側の細い道を入ったところにある。
ここにはベンチが置いてあり、タバコを吸う人はこちらでコーヒーとタバコを楽しめるようだ。
内装・インテリア
壁は城を基調とし、柱類は黒、テーブル類は木でまとめられたシンプルだがとてもまとまった内装。
半地下のスタンド内には座ってコーヒーを飲める窓際のカウンター席もあり、明るい窓の前でゆっくりと飲むのも良いだろう。
「GLITCH COFFEE BREWED @9h」は基本的にドリップメニューがメインなので、エスプレッソマシンは置いていない。その中で一番目立つ機器は、白い店内にあって黒くて大きく目立つミルだった。
カウンター奥には白い壁にくっきりとロゴがプリントされている。シンプルな店内だけにこのロゴがとても目立つ。
メニュー(2018年6月時点)
ハンドドリップ
- エチオピア アラカ農園 サンドライ 500円
- エチオピア アラカ農園 ウォッシュド 500円
- ケニア キアンゴイファクトリー AAランク 500円
- パナマ エスペラルダ農園 ゲイシャ種 800円
- エチオピア ゲシャビレッジ農園(おそらくゴリ ゲイシャ種) 900円
その他コーヒーメニュー
- コールドブリュー(この日はエチオピアかケニア) 480円
- 本日のコーヒー 300円
- 2タイプコーヒー飲み比べ 780円
- 3タイプコーヒー飲み比べ 900円
テイクアウトカップデザイン
アイスコーヒーのカップは普通の透明なカップに、白地にロゴの入ったシンプルなスリーブをつけたもの。
ホットコーヒーの場合は白カップにロゴが押されたもののようだ。
コーヒー豆・グッズ販売
通常の豆は150g 1,400円程度、ゲイシャ種などの特別な豆は100g 2,000〜3,000円ほどの値段がつけられている。にしてもゲイシャの豆にしては安い気がする。ゲイシャというだけで有り難がるのは違うと思うが、どこの・どういった製法で・どう焙煎してなども明記されており、実際に美味しいコーヒーだからこそそう思う。
気軽に飲みたい方はコーヒーパックも売っているのでそちらを試してはいかがだろうか。
なお、グッズ等は扱ってはいなさそうだった。