YouTubeやTikTokなどの動画サイトやInstagramなどのSNSで大流行している『ダルゴナコーヒー』。2020年の新型コロナウイルスの大流行により、外出自粛をしていた人たちが、映える自作コーヒーとしてこのダルゴナコーヒーを作り、SNSにアップしたことにより大流行した。
そもそもダルゴナとは韓国のカルメ焼きのような焼き菓子の名前。そのダルゴナに味や色味が似ていることからダルゴナコーヒーと呼ばれるようになった。ハングルで書くと「달고나커피」。
ダルゴナコーヒーは新型コロナ流行以前からあり、今までは「Forthy Coffee」や「Beaten Coffee」と呼ばれていたのだが、韓国の俳優がマカオで頼んだこのコーヒーがダルゴナの味に似ていると言ったことから、この名前で呼ばれるようになった。
インスタントコーヒーと砂糖とお湯の量を等しくするのがポイントとのこと。
インスタントコーヒーとお湯をダマがなくなるまで混ぜる(どうしてもダマになる場合は濾しても良いかも)。
砂糖を追加で入れてよく混ぜ合わせる。
ここが一番大変な泡だて。5分程混ぜる必要があり、できればハンドミキサーで混ぜる方が良い。手動でやる場合はとにかく手を止めないことが失敗しないコツとのことなので、結構大変。
それと、口の広いボウルだったり、大き目のハンドミキサーだったりすると、かなり周りにコーヒーが飛び散るので要注意。ミキサーを回しながら液体につけるのではなく、液体につけてから回したほうがまだましかな。
100均でもカプチーノミキサー(電動ミルク泡立て器・ミルクフォーマー)を販売していることがあるようなので、近くに店舗がある方はそちらもチェックしてみては。これくらい小さいほうが飛び散りにくいのではと思う。
泡立て器がない人はもちろん、ミキサーがない人はこっちの方がいいかも。ジップロックなどの袋に混ぜ合わせた液体を入れて、空気を入れた状態で良く振ると同じようにふわふわになるようだ。
氷をグラスに入れ(なくても良い)、グラスの6〜7割までミルクを注ぐ。
冬場は冷たいミルクではなくホットミルクでも良さそう。
Step2で作った泡を上に載せて完成!
コーヒーをココアに変更することでコーヒーが苦手な方にも飲みやすいダルゴナコーヒーココアVerができる。作り方は同じだが、少しだけ材料の量が異なるので要注意。
抹茶もココアとほぼ同じ。抹茶パウダーに砂糖が入っている場合や苦めが好きな人は砂糖は省いて大丈夫。
ほうじ茶ラテも抹茶パウダーがほうじ茶パウダーに変わっただけ。
これらのレシピは、生クリームは他の材料の倍量必要という点に注意。お湯を使わずに温めた生クリームを少し多めに入れることでも対応可能なようだ。
最後にパウダーを上にふりかけるとさらに映え!
また、なかなか生クリームは使いきれなくてもったいないという方は、卵白や粉状コーヒーミルクの「マリーム」で代用も可能。これなら通常のコーヒーにも使えるので買っておいて損がない。なお、卵白の場合は2人前で卵2個分、マリームの場合はパウダーと同量で大丈夫。
飲み方は人それぞれだし、そのまま飲んでも良いとは思うが、泡とミルクを別々に飲んでもちょっと甘めのコーヒーの泡と牛乳を飲むだけになってしまうので、最初に(写真を撮ったら?)一気に混ぜ合わせて飲むのがおすすめ。
ダルゴナコーヒーが飲めるお店はあまりなさそう。というのも、ダルゴナコーヒーはインスタントコーヒーを使っているので、コーヒー豆を挽いて抽出しているコーヒーショップではなかなか作りにくいのかも。エスプレッソマシンはミルクを泡立てることはできても、コーヒーを泡立てることはしないし、ハンドミキサーでやっても5分程度かかるため、効率も悪いので、店舗で提供するにはコスパが合わなさそう。
シアトルズベストコーヒー(SEATTLE'S BEST COFFEE)がダルゴナシリーズということで、コーヒー、いちご、抹茶の3種類を2020年6月20日から販売開始。
価格は各400円+税。
早速飲みに行ってきた。
やはり、コーヒーフォーム部分に手間が多少かかるのか、少しだけ待つかもしれませんと言われた。実際他のラテよりは多少かかったが、思ったよりは待たされなかった印象。
やはり下はミルク、上はコーヒーフォームなので、ストローでそのままのむとミルクだけだし、上の方を飲むと、ちょっと苦い泡。ということでやはり混ぜて飲むのが正解なようだ。ぶっちゃけ混ぜたらちょっと甘めでちょっと強めのラテとあんまり変わらないけど。。。これは映えコーヒーとして、最初に写真を撮ることで満足するものだな。